秋田内陸線 Photo Album 2008 |
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ここは2008年のフォトアルバムです。2007年のページはこちらへ。 「文化人列車」第1弾成功! ![]() 11月22日の「もりよし2号」でマイクを持つ橋本さん、山王丸さん。 ![]() 数日前からの雪で、外はすっかり銀世界。思いがけない雪景色を堪能しました。 ![]() 打当温泉で昼食の後、午後はミニかんじき作りに苦労、16:30からゲストのお二人のお話を聞きました。 11月22・23日に「文化人列車」第1弾! 11月22日(土)、23日(日)の「文化人列車」第1弾の要項が内陸線から発表され、さきがけなどでも紹介されました。 日程が迫ってからの発表なので、すでに予定が入っている方も多いと思いますが、ぜひご参加いただきたいと思っています。 22日(土) 10時50分 内陸線角館駅集合。(「こまち3号」「こまち12号」の到着にあわせています。) 11時10分 「もりよし2号」(貸切車両を連結)発車。車内で橋本五郎さん、山王丸和恵さんのトーク。 11時56分 阿仁マタギ着、バスで打当温泉へ。ここで昼食。 午後、ミニかんじき作りなどを体験。入浴。 夕食の後、お二人の講話。 23日(日) 朝食。 10時20分から12時まで、「内陸線フォーラム」を開催。パネラーは、橋本さん、山王丸さん、阿仁の「秋田内陸線の存続を考える会」の佐藤会長、上桧木内の「秋田内陸縦貫鉄道を守る会」の鈴木会長、それに「秋田内陸線エリアネットワーク」代表の大森さんと私の予定です。 ※「内陸線フォーラム」には、ツアーに参加されない人でも無料で参加できます。泊まりは無理、という方は、こちらにはぜひどうぞ。 秋田内陸線のホームページもご覧ください (11月12日増結) 晩秋へ ![]() 2008.11.8 小渕―阿仁合 ![]() 2008.11.8 荒瀬―萱草 ![]() 2008.11.8 比立内―奥阿仁 ![]() 2008.11.8 上桧木内―左通 ![]() 2008.11.8 戸沢 ![]() 2008.11.9 合川 ![]() 2008.11.9 小渕―阿仁合 ![]() 2008.11.9 小渕―阿仁合 ![]() 2008.11.10 阿仁マタギ―戸沢 (11月12日増結) 第2回秋田内陸地域公共交通連携協議会開く (10月30日) ![]() 10月30日(木)、阿仁合の山村開発センターで、第2回秋田内陸地域公共交通連携協議会が開かれました。 この「連携協議会」は、2007年10月に施行された「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づいて、地域の公共交通を支援するために設立された協議会です。第1回は9月9日に開かれました。私も委員の一人になりましたが、急な開催のために参加できず、今回が初めての参加です。 これまでの「再生支援協議会」からのメンバーに加えて、バス、タクシー会社、県警、PTAなどの代表者も参加する、広がりを持った会議です。私も久しぶりにネクタイを締めて参加しようと思ったら、背広のズボンがあまりにきつくなり(もちろん私が太ったため)、苦しいのであきらめて、カジュアル・スタイル(いつもの格好)で出席しました。次回はどうしよう。 この日は、規約と予算の件を決定しました。連携計画策定のための調査(コンサルタント会社に委託)費用として、国土交通省からの補助金のうち、1,830万円(上限)が使われることになります。 私も含めて、参加した委員から取り組みの報告などがあり、会議の最後に、国土交通省東北運輸局の岸谷鉄道部長が発言しました。 「鉄道を地域の資産として考えることが大切。沿線人口は減っているが、観光客などの誘致によって『交流人口』を増やせる。内陸線に乗ることを目的に来る人たちが多い。」 「行政が、まちづくりの中に鉄道やバスを位置づけること。青森市などの『コンパクトシティ』の取り組みもある。」 「安全が基礎にあってこそ利用促進がある。」 (発言趣旨。文責・おおほ) 私たちもがんばらなければ、と思いました。 マタギの里は大賑わい(10月11日〜13日) ![]() 根子の二又荘での松橋吉太郎さんのマタギ語りです。 10月11日から13日の三連休に、秋田内陸線エリアネットワークの「マタギの里ツアー」が開催されました。私は、食事と宿泊はツアーに参加、あとはレンタカーで動き回った3日間でした。 エリアネットのツアーの参加者は8人。でも、価値のある体験ができました。今後はこのツアーの報告をまとめて、旅行会社にプレゼンする資料にしたいと思います。 <11日(土)> 私は「こまち3号」で角館へ。ツアコンの藤島さんが出迎えてくれました。私はレンタカーの手続きに。前線の雨が通ったあとで、まだ曇り空。 ツアー参加者の中に鈴木俊美さんの名前を見て、びっくり。県人会の大御所で、あに会の会長をずっとされてきた方です。わざわざ参加いただき、恐縮しました。鈴木さん、何と92歳とのこと。10月1日の県東京事務所での会議にもいらしていました。お元気です。一人で角館まで来られたそうです。 ツアーは12:01の列車に乗るのですが、私はレンタカーで先に出発。笑内駅に列車より早く到着しました。まもなく、地元案内人の山田博康さんが車でやってきました。列車を出迎えて、根子集落へ。鈴木さんは山田さんの車に乗り、あとの参加者はトンネルを歩きます。(私は車。) 集落を一望できるトンネル出口で参加者を待ち、民家を改造した「二又荘」へ。ここで昼食です。山の幸いっぱいで、みんな大満足。 食事のあと、ツアーは集落の散策と根子番楽のビデオ鑑賞。私は阿仁合駅で内陸線本社からのパンフレットを受け取り、小渕駅前の鈴木健次郎さんを久しぶりに訪問。お元気で、坂道を少し登ったところに造っている小さな公園(駅前のとは別の)を案内していただきました。 そのあと、湯口内の佐藤信夫さん(「考える会の会長)宅へ。11月の「文化人列車」と12月の東京での「つどい」について、お知らせしました。 阿仁合駅に寄ったら、ちょうど内陸線の松橋課長がいたので、情報交換。北欧の杜の「ポスト植樹祭」のイベントの帰りだそうです。 根子に戻ると、囲炉裏端でマタギの松橋吉太郎さん(比立内)がみんなに「マタギ語り」をしていました。話に引き込まれてしまいそう。ここで夕食、ゴンドラ近くの「ぶなホテル」に着いたのは午後9時でした。ここでやっとビールが飲めた私です。 <12日(日)> ![]() 八津の かたくり館。「八津・鎌足まるごとお宝展」開催中。後姿は門脇県議です。 朝食のあと、ツアーはこの日、安の滝とゴンドラへ。私は笑内駅へ。ここで、数年前から「またぎツアー」を実施している田中康弘さんと初めてお会いしました。これまでメールだけのお付き合いだったのです。マタギ文化の保存と継承について、短い時間でしたがお話できました。 笑内から比立内へ。道の駅は「きのこまつり」の開始時刻で、ものすごい人。内陸線の駅は、広島から来た若い「鉄」一人だけ。このギャップにちょっとため息が出ました。 比立内に車を置いて、急行「もりよし1号」を待ちます。来たのを見たら、前に「お座敷」、後ろに8901。お座敷は貸切で、一般客は8901にいっぱい。20人近い立ち客がいました。きょうは客が多いのだから、88でもいいからもう1両つなげてほしいと思いました。ただ、この日は角館から100人の団体が交換する112Dに乗ってくるなど、車両のやりくりは手いっぱい。 阿仁マタギで10人以上が降りましたが、まだ立ち客が10人近く。私は西明寺までずっとドアの横に立っていました。折り返しの「もりよし2号」はどうなるのでしょうか。 西明寺駅から県議の門脇光浩さんの車に乗って、事務所で歓談。この日は八津・鎌足集落のイベントがあるというので、いっしょに見に行きました。手作りの、集落の人たちが主人公のお祭り。昔の写真、農具などを展示してあり、みんな楽しそう。 八津・鎌足集落は、春にはカタクリを見にたくさんの人が訪れます。集落ぐるみで元気になった好例として、阿仁でも参考になりそうです。 八津から214D(これにも40人くらいの乗客)で比立内に戻り、打当温泉へ。100人の団体の世話係をしている鈴木英二さん(上桧木内郵便局)とごあいさつをして、温泉には入らずに鷹巣へ向かいました。 途中、「北欧の杜公園」でのイベントをのぞきました。内陸線のテントで、ステージからの大音量に耳を刺激されながらおしゃべりしていると、次の出演者が、「かまやつひろしさんです!」と紹介され、本人が登場。これは近くで見なければ、と芝生の上を舞台のそばまで走り、あの「下駄を鳴らして奴が来る…」などを楽しみました。かまやつさん、途中で歌詞を忘れて苦笑い。「最近、物忘れが…」と釈明。 鷹巣でエリアネットの大森さんと情報交換。やはり11月の「文化人列車」と12月の「つどい」について、お願いしました。 うっかりしていたのですが、10月18日(土)から31日(金)まで、東京・品川にある秋田県のアンテナショップ「美彩館」で内陸線の展示があり、大森さんはその設営に行くとのこと。私は撤収を頼まれていたのを忘れていました。予定に慌てて入れました。 ぶなホテルには暗くなってから到着。風呂、ビール、食事。内陸線プロモーションDVDもみんなで観て、賑やかな夜になりました。 ![]() ぶなホテルでの夕食。左は、談笑する鈴木俊美さん(立っている人)と山田博康さん。 <13日(月)> ![]() ブナ帯キャンプ場の朝。みんな歓声を上げていました。 朝から快晴。すばらしい山の景色です。 朝食のあと、一行はブナ帯キャンプ場を散策。私は入口だけ秋のブナ林を堪能して、ぶなホテルのとなりの「ホテル・フッシュ」へ。ちょうどオーナーの菊池さんが宿泊客を送り出したあとで、久しぶりのごあいさつ。コーヒーをごちそうになりました。 2軒並んだ小さなホテル、それぞれの持ち味があります。私は、八王子の女性グループはフッシュへ、飲ん兵衛の男性たちはぶなホテルに案内しています。 そのあと、麓に下りて阿仁合の古河林業(今年たくさん道端に飾られているチェンソーアートを製作している)へ行ったのですが、事務所は休みとのことで、見学はまたの機会に。 内陸線の阿仁合運転区で松橋区長と懇談。このところ団体や貸切、臨時列車がたくさん入っていて、車両と乗務員のやりくりがたいへん。「うれしい悲鳴です」と、笑顔。 荒瀬や阿仁マタギ周辺で列車の写真を撮影してから、昼食会場の打当温泉で一行に合流。 打当温泉の松橋課長に、11月22・23日のことについて尋ねると、内陸線から連絡で、22日はほぼ全室貸切りに近い状態で押さえてあるそうです。これはがんばって人を集めなければ。 「文化人会議」の事務局の武内さんと県東京事務所、内陸線本社で打ち合わせをして、数日中にくわしい日程を詰めるそうです。わかり次第、皆さんにもお知らせします。 ツアー一行は阿仁マタギ13:50の角館行きに乗車。私は駅で見送って、3両編成の1002D「もりよし2号」の写真を撮ってから角館に向かいました。上桧木内の「わくわくマーケット」でお土産を買おうと思ったら、もうみんな売り切れ。八津で買った栗ようかんと、比立内の道の駅で買ったブナハリタケだけが、今回のお土産となりました。 角館で車を返し、、ツアコンの藤島さんとあいさつをして、「こまち24号」に乗車。充実しすぎた3日間でした。皆さん、お疲れさま! ![]() 十二段トンネルを抜けてきた1002D「もりよし2号」です。 内陸線、存続へ! 9月9日の、寺田秋田県知事と岸部北秋田市長、石黒仙北市長との会談で、内陸線を存続させることで合意しました。もちろん、今後の取り組みが求められるのですが、とりあえずの危機は脱し、展望が開かれたことはまちがいありません。 くわしくは、秋田さきがけをはじめ、各新聞のウェブ版を見てください。 なんとかしねばね!シンポジウム大盛況 (9月5日) ![]() 9月5日(金)午後、阿仁合の文化交流センターで、「秋田を元気にする首都圏文化人会議」主催の、内陸線存続に向けたシンポジウムが開かれ、300人近い参加がありました。 このシンポジウムには、パネラーとして西木村出身の作家・西木正明さん、秋田市出身の俳優・浅利香津代さん、角館町出身の俳優・山谷初男さんが参加、秋田放送東京支社の菅原実さんが司会を務めました。 パネラーは、内陸線沿線の魅力と秋田への思い、そして存続への決意をそれぞれ語り、会場の大きな拍手を呼びました。また、今後の取り組みとして、「まるごと文化人列車」などの企画を発表、内陸線への支援をアピールしました。 ![]() 賛同者の人たちです。 ![]() 浅利香津代さんと存続運動について話す「守る会」のメンバーです。 「秋田ひぇばなの会」内陸線ツアー、充実しました! 8月30日(土)・31日(日)に、首都圏在住の秋田県出身者の団体、「秋田ひぇばなの会」(金子信也会長)の内陸線ツアーが実施されました。私も「ツアコン」として参加しました。 ![]() <こまち車両故障> 8月30日(土)、ひぇばなの会の関係者9人を乗せた「こまち3号」は、何と、東京駅で車両故障があり、大宮に10分以上遅れて到着。そのあとは順調と思われたのですが、盛岡から田沢湖線に入った小岩井駅で、またしばらく停車。どうも、マスコンを入れても動かないというらしく、20分以上停車して、ようやく発車。さらに仙岩トンネルを越えた志度内信号場で、ふだんは行わない上り列車との交換があったのですが、上りが通過したあとも、しばらく発車しません。こんなところで停まったままなんて、と顔をゆがめていたら、やっと発車。ホッと息をつきました。 しかし、私たちが乗り換えるはずだった内陸線の「もりよし2号」は、40分以上遅れた「こまち」を待てずに発車しており、角館駅に先に着いていた5人のメンバーも私たちを待って、12時01分発の普通列車に乗り込みました。 この日は12時30分から阿仁合の山村開発センターで、由利高原鉄道の沿線関係者と内陸線沿線の、阿仁の「考える会」、上桧木内の「守る会」との意見交換会があり、「秋田ひぇばなの会」一行も参加させてもらうことになっていたのですが、大幅に遅刻してしまいました。 ![]() 角館駅前で参加者一同がそろいました。右端が金子会長です。 <意見交換会> そんなわけで、会の最後のほうで、ひぇばなの会の金子会長と、中村さんが発言したのにとどまりました。まったく、「こまっち」まった車両故障でした。(さぶっ) 会の最後に、「鳥海山ろく線運営促進連絡協議会」と「秋田内陸線の存続を考える会」、「秋田内陸縦貫鉄道を守る会」の3団体で「がんばれ!おばこ・ないりっくん交流推進会議」の設立が承認され、設立趣意書に3団体の代表が署名をするセレモニーがありました。 最後の記念写真には、私やひぇばなの会のメンバーも(ドサクサにまぎれて)並んでマスコミや自治体関係者のカメラに収まりました。 ![]() 「情報交換会」で発言する中村さんです。 すみません、続きは秋田内陸線サポーター掲示板をご覧ください。 (8月10日増結) 内陸線旅行センターのねぶたツアー、楽しかったですよ! 8月5日に青森ねぶた、7日に五所川原立ちねぷたツアーが内陸線旅行センター主催で実施されました。私は両方とも参加。その報告です。 ![]() 8月5日 内陸線8900形が奥羽本線を快走! 8月5日の青森ねぶたツアーは、角館を出発した内陸線8903+8904の2連が、松葉、上桧木内、阿仁合、米内沢、合川と参加者を乗せ、鷹巣でJRに乗り入れ、鷹巣、大館からの参加者を合わせて70人の参加者を乗せて奥羽本線を青森まで快走しました。私は泊まっている鷹巣からわざわざ阿仁合まで出向いて乗車。運転室後ろの特等席に、全国鉄道利用者会議のTさん(「関東ローカル線旅日記」の「いすみ鉄道」に登場)といっしょに乗り込み、鷹巣での内陸線からJRへの転線をしっかり見とどけました。奥羽本線内は、「通気C3」という、かつての国鉄ディーゼル急行の運転速度で快走!
![]() 途中、津軽新城で特急「つがる」と交換しました。もちろん、待ったのはこちら。 青森駅に12時55分に着いた一行は、自由行動のあと、夕食、そして、ねぶた見物です。私はTさん、大館から乗ったせきれいさんといっしょに、観光・物産館アスパムで「ほたてアイス」(ホタテのエキスが入っているらしい) を食べ(不思議な味)、青函連絡船八甲田丸に乗船、駅前市場が入った「アウガ」という施設の中で休憩。その東側の、昔ながらの雰囲気の市場(名前は忘れた)を見て、夕食会場へ。 青森ねぶたは、実は私、38年前に見ているのです。と言っても、鉄道写真撮影旅行に来て、青森のユースホステルに泊まったその日がねぶたの最終日だったというだけですが、それでも、街を練り歩いたあとで海に出たねぶたを見た記憶があります。(写真には撮っていません。) ねぶたが練り歩く通りは、大変な人出。でも、何とか写真が撮れる位置を確保して、出発時刻。横に長いねぶたは、どれも同じように見えてしまいました。
![]() 青森連絡線桟橋に係留されている八甲田丸。傷みがだいぶ出ていますが。 ![]() ああ美しい「JNR」のマーク。 22時に青森駅前に集合して、5番線ホームに行くと、隣の4番線には札幌行きの夜行急行「はまなす」が発車を待っていました。若い「鉄」が4人ほど写真を撮っています。 少しして、我らが89が桟橋方からゆっくり入線、「はまなす」の横に停まりました。すばらしいシーンです。(一番すばらしい写真はせきれいさんが粘って撮りました。) 23時過ぎに我らが89は青森を発車。深夜の奥羽本線を鷹巣へと向かいました。せきれいさんは大館でお別れ。私とTさんは鷹巣で下車。お世話になっているFさん宅へ。ああ、涼しい星空。 ![]() 何しろ横に長いのです。 ![]() 「はまなす」と並んだ内陸線AN8900形。凛々しい姿です。 8月7日 津軽鉄道ストーブ列車と立ちねぷたに大満足! ![]() 今年も元気だった五所川原農林高校です。 翌々日は、五所川原の立ちねぷたツアー。私は去年も参加しましたが、今年は津軽鉄道も訪問するとのことで、連続して参加しました。 当初は45人の募集だったため、私が申し込もうとしたときにはすでに満員御礼。ところが、鷹巣のFさんから、「人数に余裕ができたと言われたので、行くんだけれど、どうする?」と聞かれて、すぐに「はい!」と返事をしました。当日聞いたら、津軽鉄道から「70人くらいまでは大丈夫」との連絡があったとか。 このツアーは、内陸線からの直通ではなく、内陸線からの参加者は定期列車の増結車に乗り、鷹巣でJRの701系に乗り換え。私は鷹巣から参加。弘前から、やはり五能線の定期列車で五所川原へ。さらに、津軽鉄道の「走れメロス」号(ディーゼルカーは全部この名前)の増結車両で金木へ行き、津軽三味線会館と太宰治記念館を見物。太宰治記念館は10年ほど前まで、「斜陽館」という旅館だったのですが、明治の末に建てられたすばらしい造り。旅館のときに泊まってみればよかったと思いました。 ![]() おとといはストーブに火をつけたそうですが、きょうはポーズだけ。 金木駅にもどって待つ列車は、何と「ストーブ列車」。いや、ストーブはたいていませんでしたが、古い客車「オハ46」と「オハフ33」の2両を、これも古いDD35形ディーゼル機関車が牽引しています。定期列車のスジを1往復、客車に置き換えたもので、「立ちねぷた」期間限定。私たちは団体客用にテーブルのついたオハ46に乗り込みました。(でも、オハフ33も味わいましたけど。) 終点の津軽中里まで行って、機関車の付け替え作業のあと、五所川原までもどるというぜいたくな「体験乗車」を満喫、立ちねぷたの本番前が私の「本番」だったようです。
![]() 夏の旅路です。 でも、ちゃんと立ちねぷたも見ましたよ。去年注目を集めた「ガンダム」はありませんでしたが、十分に楽しめました。 この立ちねぷた、今年知ったのですが、祭りとして復活してからまだ11年だそうです。明治時代にの巨大ねぷたの設計図が発見され、電線の地中化や「立ちねぷた会館」(収納庫を兼ねる)など街をあげて復活に取り組んできたとのこと。横長の青森ねぶたよりも、私にはこちらのほうがなじめます。 帰途は、五所川原からの臨時列車「立佞武多3号」が弘前からそのまま団体列車となって鷹巣まで直通。弘前までは通路に立ち客もたくさんいましたが、団体専用になってからは、2両に別れてのんびり足を伸ばしました。車両は「タラコ」のキハ40でした。 青森も五所川原も、内陸線旅行センターの皆さんを始め、皆さんにたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
![]() 今年の新作、「不撓不屈(ふとうふくつ)」です。 「阿仁の根子 まるごと山里山菜ツアー」大成功! (6.21) ![]() 笑内駅に臨時停車した急行「もりよし1号」から降りた参加者。 6月21日(土)、秋田内陸線エリアネットワーク主催(北秋田市内陸線支援室も共催)のこのツアーは、参加者37人(募集は30人)で大成功しました。 参加者は鷹巣方面と角館方面からそれぞれ内陸線に乗って笑内で下車。根子へ抜けるトンネル歩いて、集落の入口で景色を見ながら案内人(ぶなホテルの山田博康さん)の説明を聞きました。 それから2班に分かれて集落を散策。新緑から深緑へ向かう山里の雰囲気を堪能。児童館(マタギ資料が展示してある)で、根子番楽保存会の佐藤二朗さんから、根子の歴史についてのお話をいただきました。 そのあと、山田博康さんの持ち山へ車に分乗して、この時期にある山菜・ミズをみんなで採りました。もっと時期が早ければいろいろな種類が採れたのですが、今年は全国植樹祭が北秋田市で6月15日に開催された関係で、日程がずれ込んだものです。それでも、30分ほどで一抱えのミズを採った参加者は笑顔でした。
![]() ミズ(ミズナ・標準和名ウワバミソウ)は夏でも採れる万能山菜。皮をむいた茎を食べます。アクがなく、そのまま簡単に調理できます。 メイン・イベントはこのあとです。民家の座敷を利用して、みんなで山菜づくしの昼食。ワラビ、ゼンマイやフキ、タケノコ、それにソデコ(ヒデコ)という貴重な山菜、あとはおいしくて忘れてしまいましたが、大きなお皿に、みんな一生懸命に箸を伸ばしていました。 しばらく休憩のあと、北秋田市のバスが迎えに来て、角館方面への人は笑内駅まで、鷹巣方面への人は阿仁合まで送ってもらいました。支援室の皆さん、ありがとうございました。 ![]() 広い座敷でお昼です。この民家は山田さんが買い取って改造中。根子では、家の屋根を赤や茶色に塗り替えて、景観を整える取り組みを始めています。 ![]() 参加者が歓声を上げた、山菜料理。もっとありましたよ。 今回のツアーは、現地の駅に集合する、「駅からハイキング」のちよっと豪華版という雰囲気の企画でした。山菜の時期は、桜の人出が終わったあとの内陸線利用客が減少するときといっしょです。でも、地元の人たちは、一年で一番きれいなのが新緑のこの時期だと言います。そこで、山菜と新緑を結びつけたツアーを考えました。言わば「自主モニター・ツアー」ですが、今後、内陸線観光などが窓口となってこのようなツアーをどんどん企画すれば観光客が増えるとの確信を得ました。 なお、今回のツアーの参加費は運賃は別で、3000円でした。内容からすればおおむね妥当な金額だと思いますが、今後のためにさらに検討を進めます。 次回は9月ごろに、黄金色の田んぼときのこ料理ツアーを考えています。今度は皆さんも、参加してくださいね。 4月13日に車両クリーンアップ作戦を実施しました ![]() 4月13日(日)、阿仁合運転区にて、車両クリーンアップ作戦を実施しました。 今回は、25日から「さくら号」に使用される8903と8904の車体の汚れをポリッシャーで落とし、ワックスをかけました。また、車内も清掃しました。 参加者はサポーター11人と、運転区の人たち、そして竹村専務ご夫妻も加わり、効率的な作業ができました。 みなさん、大変お疲れさまでした。 ![]() 高いところは電動作業台に乗って。 ![]() 電動ポリッシャーの威力は絶大。 ![]() 右が「使用前」、左が「使用後」です。 今年は雪どけが早い ![]() 3月になって、暖かい日が続いたために、雪がどんどん消えていったそうです。 急行「もりよし1号」を荒瀬の田んぼでねらいました。 2008.3.27 3月26日から28日まで、文字通りの駆け足で内陸線沿線に行ってきました。とりあえず、これからのことをお知らせします。 <県議会議員の研究会> 4月5日(土)に、お座敷列車を使って、秋田県議会議員の中の「内陸線研究会」の勉強会が開かれるとのことです。講師は全国鉄道利用者会議代表の清水孝彰さんです。 なお、当日13:30から阿仁合の山村文化センターで、研究会が主催するフォーラムがあり、どなたも参加できるとのこと。私は所用で秋田には行かれませんが、多くの方の参加をお願いします。 <佐藤和博さんのパーティー> 秋田内陸線プロモーション代表の佐藤和博さんが、由利高原鉄道の写真集「由利鉄の詩」を出版、4月12日(土)午後に秋田市で記念パーティーがあります。私は今日、この日の「こまち3号」のきっぷをとりました。どんな人に会えるか、楽しみです。名刺をたくさん持っていかなければ。 <内陸線車両クリーンアップ作戦> 当初、翌週(19,20)と考えていましたが、佐藤さんのパーティーの翌日、13日(日)に実施することにしました。農作業の始まる時期で、忙しい人もだいぶいると思いますが、日程が空きましたら、大穂までメールでご連絡ください。 今回はマスコミへの事前告知はせず、内陸線サポーターである私が知り合いの人たちに呼びかけて実施するという形にします。 日時……4月13日(日)9時30分から15時まで 場所……内陸線阿仁合運転区 集合……阿仁合駅待合室 鷹巣8:28発阿仁合行き、または角館7:08発阿仁合行きを利用してください。私は 鷹巣7:30発で行きますので、阿仁合に8時27分に着いています。 作業……窓を研磨剤できれいにします。(車両の状態によって、別の作業になる可能性もあり ますが、いずれにせよ特別な 運動能力は必要ありません。) 服装……作業に適したもの。靴は、長靴かスニーカーなど、滑らないもの。ゴム手袋。 まだクリーンアップに参加したことがない人も、ぜひどうぞ。運転区の現場の作業体験にもなります。若者歓迎。 参加できそうな方は、4月6日ごろまでに私までメールでご連絡ください。 <秋田内陸線プロモーション> ポストカード第4集がもうすぐ出来上がります。佐藤和博さん、お世話様です。 なお、プロモーションから内陸線へ、ポストカードとDVDの収益6万円分の研磨剤FW2を寄付しようと申し出たところ、今回分のFW2は会社の予算からすでに購入したとのことです。そこで、他の購入品目を運転区で検討することになりました。 <秋田内陸線エリアネットワーク> 遅れていました、内陸線と沿線を紹介するホームページ、「内陸線エリアガイド」が4月1日に公開できることになりました。「エイプリル・フールですが、本当です」って、CMにありましたよね。こっちは果たして…… ? 公開後も、皆さんのご意見をいただいて、増結していくことになります。よろしくお願いします。 ![]() 萱草の鉄橋を渡ってきた112D。色がオレンジで、よかった。 ![]() ここは初めて撮ったポイント。 戸沢―上桧木内 ![]() 十二段トンネル(ほんとうはその一つ戸沢方のトンネル)を抜けて仙北市側に出てきた217Dです。ここも初めてのポイント。でも、だれかが目の前の雑木をのこぎりで切ってポイントを作ったような。 2008.3.27 阿仁マタギ―戸沢 2.24 「内陸線フォーラム」、盛り上がる! ![]() 2月24日(日)、第15回秋田文化フォーラムが霞ヶ関の法曹会館で開かれました。当日は強風というより、嵐。あちこちで交通機関の不通や遅延が続く中、60人もの人たちが集まりました。 このフォーラムは、秋田県出身者を中心にした「秋田ひぇばなの会」が開催しているもので、私も3年前に一度、事務局の田村輝夫さん(川崎市在住。秋田の内陸線フォーラムにも参加している、鷹巣出身の強力な行動派です。)にさそわれて出かけ、懇親会で内陸線のことを報告させていただきました。 今回は、テーマそのものが「内陸線」です。開始前に内陸線プロモーション作成のDVDを放映し、最初に私が「秋田内陸縦貫鉄道のいままで、いま、これから」と題して40分ほど講演。次に全国鉄道利用者会議の清水孝彰さんが、国土交通省から国会に上程されている地方鉄道についての法律改正案について説明、そして交通観光論にくわしい、仙台鉄道少年団の団長も務めている中村實さんが、内陸線の魅力、存続への視点について話されました。 その後、3人が並んでパネルディスカッション。十分な討議とまでは行きませんでしたが、会場からの発言もあって、充実したフォーラムになったと思います。 フォーラムには、1月に2回の「内陸線談議」を開催した「秋田内陸縦貫鉄道を元気にする会」の中田潤さん(県会議員)、そして岸部北秋田市長も参加され、びっくりしました。もちろん発言もいただきました。 事前に国土交通省記者クラブにリリースしていた文書を見たとのことで交通新聞(鉄道など交通業界の新聞)の記者が取材に来てくださいました。また、さきがけ東京支局からも記者が。ありがとうございます。 また、内陸線サポーター掲示板で知り合いになったさくらいさんと久しぶりにお会いできました。鉄道利用者会議の仲間、八王子の仲間もきてくれました。サポーター掲示板を見て連絡をいただいたYさん、Sさん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 懇親会の席では、秋田県人会で内陸線存続のために署名運動をしようということになりました。どんどん輪が広がってきたのを感じました。 ひとつだけ、残念なことがありました。それは、このフォーラムに参加するために朝早く上桧木内を出発した「秋田内陸縦貫鉄道を守る会」の3人を乗せた「こまち」が強風による足止めをくらい、午後4時ごろになっても上野駅に着かず、懇親会にも参加できずにそのまま引き返さざるを得なかったことです。まったくとんでもない日に当たってしまいました。本当にお疲れさまでした。さそってしまい、申しわけありませんでした。 でも、内陸線を包む大きな力を感じることができた、「嵐の日」。いや、嵐を呼んだのは、このフォーラムだったのかもしれません。(私はカゼを呼んでしまい、きょう、医者で薬をもらってきましたが。) 内陸線の存続、再生に向けて、いっそう力を入れてがんばりましょう! ![]() 2.15 秋田内陸線再生支援協議会 「公有民営」も視野に入ってきました! ![]() 内陸線車内に掲示されている、仙北市立桧木内小学校の児童のポスター。 2月15日(金)に開かれた秋田内陸線再生支援協議会に参加してきました。この議論の中で、県側は新たな方向として、「公有民営」(上下分離)方式での存続を模索しているという認識を得ました。 以下は、協議会を報じた秋田さきがけWebニュースからの引用です。 第三セクター・秋田内陸縦貫鉄道(本社北秋田市)の経営改善について協議する秋田内陸線再生支援協議会(会長・岸部陞市長)の会合が15日、同市阿仁支所で開かれ、沿線自治体が内陸線の施設や土地を保有する「公有民営方式」を導入した場合の収支見込みなどが報告された。 収支見込みは、県と沿線自治体、同社でつくる秋田内陸縦貫鉄道研究会が作成。2006年度の運営実績を基に、公有民営方式の導入のほかダイヤの削減やバス転換などを想定して収支を計算。同年度の損失約2億6200万円と比較した。 それによると、公有民営した場合は、施設維持などの経費を北秋田、仙北両市が負担するため、同社の赤字額は約1億円減り、1億6000万円ほどとなる。路線の一部を廃止してバスを運行した場合は、鉄道の赤字は解消されず、赤字額はバスと合わせ年間3億〜4億円に上る。ダイヤを削減した場合は、乗客数の減少分ほど人件費は抑制されず、赤字削減効果がほとんどないとした。 (引用ここまで) ………… この「研究会」は、昨年7月、つまり内陸線に竹村専務が着任したあたりから、県の主導で、会社と両市の担当者を含めて、様々な方向を検討していたとのこと。昨年10月の鷹巣阿仁JCのフォーラムでも竹村専務が「いろいろと研究をしています」と発言していることや、関係者の話などから、「廃止」ではなく前向きな方向もある、と思っていたのですが、出された資料を見て納得しました。 内陸線を全線バスに転換した場合、赤字は1億6000万円との試算で、鉄道との差は年1億円ほど。私は、会議の中で、「このくらいしか違わないんですね。内陸線廃止による経済的損失のほうが赤字額の減少をはるかに越えると思います。」と発言しました。 一部をバス転換にしたほうが赤字はさらにふくらむ、という試算結果には、正直言って、びっくり。(いや、うれしい?)それにしても、きちんと分析している(バス転換した場合の乗客逸走率を50%と計算しているなど)と感じました。 ただ、もしこの「公有民営」に進むとしても、地元の北秋田市と仙北市の負担が増大しては、「これではやっぱり廃止だ」という話にもなりかねません。地方鉄道を支援する国の新しい法律(今、国会で審議中)によって、国からの補助が増えるとも言われていますが、とにかくみんなが納得する内容でまとまってほしいものです。 そして、私たちが乗客増、収入増のためにがんばらなければいけないことは、言うまでもありません。がんばりましょう! 2.10 紙風船上げ にぎやかに ![]() 準備を整えた「秋田内陸縦貫鉄道を守る会」のテント前。桧木内小学校の子どもたちの作品が目を引く。 ![]() ホームが1両分しかない上桧木内駅。3両編成の列車が着くと、横断通路も塞いでしまいます。係員が誘導して出口へ向かう乗客です。 ![]() まだ始まる前の会場入口。すでに人がだいぶ来ています。午後3時には駐車場はいっぱいだったとのこと。 ![]() 最初に上がった、桧木内小学校の紙風船。でも、このあと本体に火が燃え移ってしまいました。ちょっとかわいそうでした。 ![]() 今年は星空に紙風船の光が吸い込まれていきました。素敵でした。 2008.2.9 「木村裕子バレンタイン列車」大盛況! ![]() 阿仁合駅での記念写真。 ![]() 特製ヘッドマークです。 ![]() 掘りごたつ形の車内は、大変な盛り上がり。でも、老若男女、乗客は多彩でした。一般客は約40人、そのうち県外からが30人ほど。愛知、富山、北海道からの参加もありました。 ![]() 阿仁の「考える会」の伊藤さんはクマの毛皮を持参しました。 ![]() 鷹巣に戻って、スタッフで記念撮影。お疲れさまでした。 2008.1.26 <阿仁での「新春秋田内陸線談議」も 200人の大盛況!> ![]() パネルディスカッションです。 1月26日(土)、阿仁山村開発センターで、12日の西木温泉クリオンに続く「新春内陸線談議」の第2弾が開催され、会場いっぱいの200人もの参加者がありました。 今回の講演は秋田県の青果市場、「丸果秋田県青果」の高橋社長と、全国のデパートなどに展開している青果会社、九州屋(本部は八王子)の中村専務。地域おこしの宝物発見のヒントを話してくださいました。 高橋社長は、「秋田県の農業生産額は東北で最低」と指摘、「秋田県人の特徴は、自分で発想し、リーダーシップをとってしかけることをしない」「秋田県の農業は眠れる獅子のまま逝ってしまうのか」「自分で汗を流すことが必要だ」などと参加者に語りかけました。 九州屋の中村専務は、「雪は東京の人間にはうれしいもの」「ブランドを作れるかがポイント」「宣伝費用をかけずに宣伝する」「山菜は見栄えがいいが、都会の人間は食べ方がわからない。食べ方も教える必要がある」「この地域なら少量・多品目で行くべきだ」などと話しました。 そのあと、内陸線の竹村専務、阿仁の「守る会」の佐藤会長、エリアネットの大森会長がパネラーとなり、会場からの発言も多く、予定時間を超過して熱のこもった会になりました。 企画した門脇光浩さんはじめ「内陸線を元気にする会」の皆さん、スタッフの皆さん、大変お疲れさまでした。 ![]() こんなにいっぱいの人たちが集まりました。 <秋田内陸線エリアネットワーク設立総会> すみません、私は間に合わなかったのですが、「談議」の前に同じセンターの会議室で、秋田内陸線エリアネットワーク」の設立総会が開かれました。全国鉄道利用者会議の清水さん、濱田さんは寝台特急「あけぼの」で行き、総会に参加できました。 (くわしくは北鹿新聞のホームページで記事を読むことができます。)http://www.hokuroku.co.jp/ この日までの会員は28名になりました。もちろんこれからも募集中です。 <2月9日のイベント列車> 前号でお知らせした「鉄道アイドル木村裕子さんと出会う秋田内陸線お座敷雪見号の旅」は、きのう現在で19名になっています。今週、県内のマスコミに正式にリリースしますので、参加しようかなと思っている方はお早めに申し込みください。私のHP、木村裕子のブログからご案内と申し込みフォームにリンクできます。 <2月24日(日)、東京で内陸線フォーラム> 2月24日(日)の13:00から霞ヶ関の法曹会館で「内陸線フォーラム」が開かれます。主催は秋田県出身者を中心にした「ひぇばなの会」です。 私が最初に講演(というより、「お話」)を40分ほど行い、そのあと、全国鉄道利用者会議の清水孝彰さん、中村實さん(交通論専攻)を交えたパネルディスカッションがあります。さらにそのあと、15:30からは懇親会です。 参加費は7,000円。秋田県関係者が各方面から集まる会ですので、東京近郊の方、また、秋田県在住の方も、ぜひご参加ください。 ![]() 降り続く雪の中で、内陸線は春を待っています。 2008.1.26 阿仁合 ![]() この日、比立内に着いた112Dには、韓国からのツアー客が30人も乗っていた。この雪深い内陸線の冬景色は、絶好の観光資源なのだ。ソウル―秋田空港の直行便を維持するために寺田知事は韓国まで県の予算を使って出かけたが、毎週30人もの観光客がそのソウル便で内陸線を訪れていることを、知っているのだろうか? 2008.1.27 比立内 (1月27日増結) <「新春秋田内陸線談議」大盛況!> ![]() 1月12日(土)、西木温泉クリオンのホールで、「秋田内陸縦貫鉄道を元気にする会」主催の「新春秋田内陸線談議」が開かれました。 主催の「元気にする会」は秋田県議会議員の中田潤さん(能代)、門脇光浩さん(仙北市)などが作った団体。150人ほど入る会場は、椅子が足りなくなって大変でした。170人以上になったのでしょうか。 ごめんなさい、門脇さんに確かめたら、220人の参加だったそうです! 開会に先立ち、上桧木内の「秋田内陸縦貫鉄道を守る会」から内陸線の竹村専務(後姿左)と石黒仙北市長(同右)に、存続を願う千羽鶴が贈られました。また、昨年同様、内陸線の車内に飾る「ミニ紙風船」も贈られました。まもなく車内に飾られると思います。 ![]() 客席です。220人でびっしりでした。 ![]() この日のゲストは読売新聞特別編集委員の橋本五郎さん。私は知らなかったのですが、日本テレビの「ズームイン」でおなじみとか。秋田県琴丘町出身だそうです。 橋本さんは、他の第三セクター鉄道の事例を交えて、内陸線を地域全体で支えることが地域を替えていく、ということを指摘。自身の経験から、「福祉は建物ではなく、心だ」と話されました。 ![]() 橋本さんの後援のあと、中田さん、門脇さんも壇上に上がって、会場からの意見を聞く「談議」に移りました。内陸線竹村専務をはじめ、地元の人たちからいろいろなアイデア、熱意が語られました。私も、内陸線プロモーションのDVD(会が始まる前にスクリーンで上映されました)やポストカードのことを報告、山里の風景や産物を生かした取り組みのことを提案しました。 ![]() 廊下には、桧木内小学校の子どもたちのポスターが飾られていました。 実は私、こんなにたくさんの人が集まると思っていませんでした。短期間にここまで準備した門脇さんのパワーは、すごい! 地域の人たちの連携がしっかりできてきたという実感を持ちました。会場では、2年前に内陸線の車両の窓を磨いてくれたBSD代理店の斎藤さんと久しぶりにお会いできました。 鷹巣へ向かう車内で、内陸線エリアネットの藤島さんとビールで乾杯、さっそくエリアネットのイベントの打ち合わせをしました。 1月26日(土)には「談議」の第2弾が阿仁の山村開発センターで開かれます。もちろん私はまた行きます。皆さんもぜひ来てください。14時から16時まで。 ![]() 13日は激しい雪。内陸線の各列車は、線路に積もった雪による走行抵抗を受けながら、ほとんど力行のまま走ります。それでも列車は遅れ勝ち。でも、「こまち」も遅れていたので、角館からすぐに乗りかえることができました。 写真は阿仁合。旅の客が10人以上乗っていました。 (1月14日増結) 1月2日増結 今年もよろしくお願いします <ふたつのフォーラム> 門脇光浩さん(県会議員)から、新春「秋田内陸線談義」のニュース。1月に西木温泉クリオンと阿仁合の山村開発センターでリレー開催されます。主催は「秋田内陸縦貫鉄道を元気にする会」。門脇さんが関係している地域づくりの勉強会とのこと。今までと違った枠組みで、新しい広がりを持つものです。 私は両方とも参加の予定です。関係者の皆様、できるだけ日程に入れていただければ幸いです。 1月12日(土) 14:00〜16:00 西木温泉クリオン多目的ホール(内陸線西明寺徒歩15分) 講演:橋本五郎さん(読売新聞特別編集委員・21世紀臨調運営委員ほか) 話題提供:門脇光浩さん、中田潤さん(ともに県会議員) 1月26日(土) 14:00〜16:00 阿仁山村開発センター(阿仁合徒歩2分) 講演:中村郁男さん(株式会社九州屋専務) 高橋良治さん(丸果秋田県青果社長) 話題提供:門脇光浩さん、中田潤さん (いずれも後援:仙北市・角館町観光協会・田沢湖観光協会・西木観光協会) 両方とも、入場整理券が必要とのこと。 12日(土)の会はクリオンへ問い合わせ。(0187-47-2010) 26日については続報します。 内陸線グッズができました! ![]() 青空の下、森吉山をバックに走る8806。 2007.12.26 阿仁前田―前田南 内陸線に新しいグッズが登場しました。マウスパッドとキーホルダーです。 これは、鉄道アイドル木村裕子さんのグッズを作っている大阪の会社が製作してくれたものです。もちろん内陸線に販売利益が入ります。 阿仁合、鷹巣、角館各駅と急行列車で販売を始めました。みなさん、買ってくださいね。
![]() 12月26日は快晴でした。急行「もりよし3号」です。 小渕―阿仁合 ![]() 車で追いかけて先回りしました。 荒瀬―萱草 ![]() 銀色のはるかな道、です。 2007.12.28 萱草―笑内 2007年のフォトアルバムにもどる ホームページのトップにもどる |